こんにちは。
わたしたちの人生において、
無視することができないお金の問題。
お金が足りないというのは、
多くの人が抱える悩みです。
たくさんのお金を得たいというのは、
多くの人が抱える望みです。
そして、お金に振り回されている人ほど、
その本質的な流れや仕組みについて
考えたことがないのではないかと思うのです。
お金はエネルギーである
お金はエネルギーである。
という言葉を聞いたことがありますか?
わたしはこの言葉を聞いたとき
最初はうまく理解ができなかったのですが、
世界にエネルギーを与えた結果として、
お金という豊かさが巡ってくる。
と自分の中で言葉を変換できたとき、
その意味を理解することができました。
価値あるモノやサービスを人に届け、
その対価として
わたしたちはお金を受け取っています。
その価値あるモノやサービスを
生み出す源泉こそが、
人のエネルギーなんですよね。
多くの豊かさを得ている人というのは、
世界に与えているエネルギー総量が大きい。
ちなみに、与えたエネルギー総量とは、
エネルギーの大きさ×与えた人数
で計算することができます。
エネルギーを消費することしか知らない人
過去に、お金がないお金がないと
不満をもらしていた頃のわたしを思い返すと、
当時は、世界にエネルギーを与える行動を
まったくと言っていいほどしていませんでした。
嫌々不満をもらしながら最低限の仕事をこなし、
仕事以外の時間は惰性で暇を潰すだけ。
一日の時間の使い方を見れば明らか。
自分の手で何かモノを生み出したり、
情報を発信するということをしていない。
この世界から日々受け取っている恩恵を、
ただただ消費することしかしていませんでした。
エネルギーを消費することしかしていない。
エネルギーを与えるということを知らない。
それでは豊かさというエネルギーが
巡ってこなくて当然だと言えます。
エネルギーの循環を生み出す人
カタチの無いものに価値を置く今の時代。
SNSが普及し、
誰もが情報発信する手段を
持てるようにはなりましたが、
それでも、発信する側はいまだ少数。
多くの人は、情報を受け取り、
ただ消費するだけの立場です。
わたしたちは
日々生きている中で、
大量の情報を浴びています。
それは、
自然や街中の目に見える光景だったり、
インターネットや紙の上の文字だったり、
人との会話における言葉だったりと様々。
そうしてあらゆる情報の中から
気づきや学びを得たり、
感動で心動かされたり、
新しい発見があったりする。
世界からの情報を得て、
心が動かされたとき、
人の中にエネルギーが生まれます。
せっかくエネルギーが生まれたとしても、
そのまま放置されれば
次第に薄れて消えてしまうでしょう。
しかし、
生まれたエネルギーを
しっかりとすくい取り、
言葉や作品として表現する人がいます。
そしてその表現、作品を
外の世界へ出し、
発信者となる人がいます。
世界に発信したそのエネルギーを、
もし誰かしらが受け取って
その人の心が動いたならば、
それは、エネルギーを与えることが
できたということになるのです。
つまり、この世界において、
エネルギーの循環を生み出したと言えます。
豊かさの器とは
わたしたちは誰しも、
自分の中に生まれた
何かしらのエネルギーを持っています。
それを言葉やモノで表現をし、
自分の外の世界に発信し
誰かのもとへ届ける。
そうすることによって、
世界に、回り回って自分自身に、
豊かさをもたらすことができるのです。
豊かさの器とは、
どれだけのエネルギー循環を
生み出すことができるかという
器の大きさのこと。
もし、この世界で
豊かになりたいと思うのであれば、
それ相当のエネルギーを回すことができる
自分になることを目指せば良いのです。
自分のエネルギーを無視しない
自分の中に日々生まれてくる
エネルギーを無視するということは、
豊かさの根源となり得るものを
自らの手で消し去っているのと同じこと。
それではいつまで経っても
豊かになることはできないでしょう。
自分の中のエネルギーを育てることをせず、
世界に発信することもせず、
無かったことにしてしまうという行為が
どれだけもったいないことか。
目に見えるモノに振り回されるのではなく、
エネルギーという見えないチカラについて
その本質を掴んでみようとすることが、
自分の世界を変えるヒントになるはずです。