行動力とは、
頭の中で考えたことを、実際の行動に移すチカラのこと。
夢や目標、自分の理想を実現するには、行動力が欠かせません。
いつも頭の中でイメージをふくらませるだけで終わってしまうという方。
行動力ないな・・・と自覚のある方に、まず意識していただきたい3つのポイントをお伝えします。
その1:とりあえずでいいのでやってみる
なにか新しいことに挑戦しようとするとき、
「これは本当に自分がやりたいことだろうか」
「これは将来的に役に立つだろうか」
「これは一生をかけて取り組む価値があるだろうか」
なんて、重いこと考えていませんか?
特に「本当に」「一生」みたいなフレーズを使いがちな方。
それ、一旦捨てましょう。
「本当に」「一生」みたいなのは、長年やり続けたあと振り返って初めてそう思うものであって、
やる前にそれについて考えることに一ミリも意味はありません。
それに悩むのはただの時間の無駄です。
むしろ、やりたくないからわざと悩んでいるだけです。
なので、行動するにも「何をやるか」に関しては
これはもう、直感にゆだねましょう。
やろうかな~どうしようかな~と迷っている時点で、相当気になっています。
なら、とりあえずでいいのでやってみる。
つまらなかったら、合わなかったら、途中でやめていいんです。
「やめてもいい」という許可を先に出してしまうこと。
スタートするときはとにかく軽い気持ちで、軽いノリでいきましょう。
その2:ハードルをめちゃくちゃ低くする
行動するには、まず”最初の一歩を踏み出す”ことが大切です。
なんですが、この”最初の一歩”が手ごわい。
人は、動くよりも先に、頭の中でイメージが先行するようになっています。
そのため、これからやろうとしていることに対して
「時間がかかりそう」
「めんどくさそう」
「大変そう」…
というイメージが頭に浮かんでしまうと、動き出すことを躊躇しブレーキがかかってしまいます。
なのでまずは、自分の脳をダマすのです。
身に着けたい行動が例えば読書なら、
最初の一歩は「椅子に座って、本のページを開く」。以上。
勉強であれば、「デスクに向かい、問題集の1問目の設問を読む。」以上。
パソコン仕事なら、「パソコンの電源を入れて、メールソフトを起動する。」以上。
ジム通いなら、「ジムの前まで行く」。以上。
最初の一歩のハードルは、地中に埋める勢いでとにかく低く低くする。
「時間がかかりそう」
「めんどくさそう」
「大変そう」…
と脳に感じさせないこと。
「まぁその程度なら」…
と思わせることができたら勝ちです。
そして、その最初の一歩、やり遂げたら自分をホメてあげることを忘れずに。
その3:100点を目指さない
行動するとき、
完璧主義な人ほど、最初のひとつをやり遂げる前に投げ出してしまうことがあります。
完璧主義な人はひとつ目から100点を求めてしまうのですが、
新しいチャレンジで、最初から100点なんて取れるわけがないのです。
物事は完璧を目指すと、終わりがありません。
プロだって、自分の作品を100点の満足度で仕上げられる人はそうそう居ないでしょう。
だからアマチュア初心者のあなたは、自分にもっと甘くていいのです。
100点を目指して挫折するくらいなら、
60点70点でいいので、やり終えてしまうこと。
まずは60点70点で、とりあえずでも「やり終えた」という達成感を味わいましょう。
それを続けていくうちに、自然とより高みを目指したくなるし、それが面白くなってくる段階がやってきます。
最初の段階では100点を目指さない。
まずはひとつをやり終えて、積み重ねていく、継続していく工夫をすることが何よりも大事です。
慣れてきたら楽しくなるよ!
今回は、行動するための”最初の一歩”を踏み出すためのヒントをお伝えしました。
ぜひ頭の片隅に入れておいてください。
そして気が向いたら、行動してみましょう。(笑)
最初の一歩を踏み出すことに慣れてきて、
行動することがなんだか楽しく感じられるようになったらこっちのもんです。
本来、人は誰でも”行動欲”を持っていると思うんですね。
目の前にあるいろんなことに興味を持って、とにかく触ってみる、試してみる。
面白ければエンドレスにやり続けて、知らないうちに成長してる。
そんな赤ちゃんの姿を見ていると、
大人の自分にも、「夢中になる」ことをもっと許してあげてもいいのかな、と思います。