過去を悔やんでばかりでネガティブだったわたしが前向きに生きられるようになったのは、
以下の”3つの考え方”を取り入れたことがきっかけでした。
1.時間は未来から今に向かって流れている
2.過去は未来に影響を与えない
3.未来は自由に理想を描いて良い
今回は、この3つの考え方について話したいと思います。
3つの考え方
1.時間は未来から今に向かって流れている
一般的に、時間は「過去→現在→未来」に向かって流れていると考えていらっしゃる方が多いかと思いますが、
わたしは、”時間は未来から今に向かって流れている”説、
つまり時間は「未来→現在→過去」に向かって流れているのだという考え方を採用しています。
わかりやすくするために、時間の流れを”川の流れ”に例えてみます。
いま自分は川の真ん中に立っているとします。
川の上流である「未来」から水(=時間)が流れてきて、
自分がいま立っている場所「現在」を通り過ぎ、
川の下流である「過去」に向かって流れてゆく。
そんなイメージです。
2.過去は未来に影響を与えない
”時間は未来から今に向かって流れている”説では、
「過去」は川の下流にあたります。
自分のもとを通り過ぎて下流(過去)へ流れていった水(時間)は、
物理的に、もう自分のいる場所(現在)や上流(未来)に戻ってくることはないですよね。
つまり、「過去」が「現在」や「未来」に影響を与えることはないと考えることができます。
3.未来は自由に理想を描いて良い
多くの人は、「未来」を想像するとき、自然と「過去~現在」の延長線上にある姿をイメージすると思います。
しかしここでは、
・時間は未来から今に向かって流れている
・過去は未来に影響を与えない
という考え方を採用しているので、「未来」は「過去~現在」の延長線上にある必要はありません。
むしろ逆で、「未来」が「現在~過去」をつくると考えます。
「未来」を決めることで、「現在」が決まる。
「現在」の状況によって、「過去」が決める。
”未来から今に向かって時間が流れる”世界では、
「現在」「過去」がどんな状況であるかに関係なく、自由に自分の理想の「未来」を描いて良いのです。
過去を振り返ってばかりだったわたし
過去を悔やんではネガティブ思考にとらわれていた以前のわたしは、
川の下流(過去)の方向ばかりを見つめていたんですね。
あのときもっとこうしていれば。
どうしてあんなことしてしまったんだろう。
もうどうにも出来ない過去のことばかり考えていました。
それに、「過去~現在」の延長線上にある「未来」は、暗くて光が見えませんでした。
「現在」が不幸せなら、不幸せな「未来」しか想像できません。
そんな希望のない「未来」から、目を背けたかったのです。
未来を向いていればワクワクする
「現在」の延長線上に見える「未来」は、ちっとも楽しそうに思えませんでしたが、
「現在」「過去」に関係なく自由に描ける「未来」には、
自分の理想、希望を好きなだけ盛り込むことが許されます。
”未来から今に向かって時間が流れる”世界では、
実現可能性を考慮せず、ゼロベースで制限なく自由に理想を描いていいのです。
川の上流(未来)に、いまの場所からは想像できない”理想の自分”がいると思えば、ちょっとわくわくしてきませんか?
過去を振り返っているヒマはない
”未来から今に向かって時間が流れる”世界では、
理想の「未来」を実現するために必要なチャンスは、「未来」の方向から流れてきます。
ですので、川の下流(過去)へよそ見をしている場合ではないのです。(笑)
より早く確実に理想の未来を実現するためにも、チャンスは逃したくない。
結果的に、川の上流(未来)の方向を見つめることに忙しくなり、
気づけば川の下流(過去)を振り返ることはほとんどなくなりました。
ときどき「過去」に引っ張られそうになるときでも、
”時間は未来から”を思い出すことで、前(未来)に向き直すことができます。
未来の風を受けて前へ進む
こんなふうに考え方を切り替えて、前を向けるようになったいまでは、
理想の「未来」の方向から「現在」の自分に向かって、風が吹いている感覚があります。
吹いてくる風は、未来へのわくわくを含んだ匂いがしていて、
その風を受けながら前に進んでいくのが、とても気持ちがいいのです。
ここでご紹介した考え方がしっくりこない方ももちろんいらっしゃると思いますし、
取り入れるか取り入れないかは個人の自由です。
わたしは、世界は自分の思考で出来ていると考えているので、
自分の人生を楽しくするのに役立ちそうな考え方があれば、とりあえず採用してみるスタンスで生きています。
そうやって日々新しいことを試して、自分の人生で実験するのも趣味のひとつ。
では、未来にわくわくしましょう。今日も前向いて行きましょう♪