行動できる自分になる♪ 【ひときわラボ】

自分の生き方を選ぶために~「自分の判断基準」を持つということ

時代の変化に加え、
日本の経済的不安が増している今。

このままの生き方で良いのか
迷っている方、不安を感じている方も多いはず。

この先は、自分の生き方は自分で選ぶしかない。
誰も教えてくれないし、どうなるかなんて誰にもわからないのだから。

正解もお手本もない今の時代

10年後には、今ある仕事の半分は
機械、AIによって置き換わると言われています。

特に、事務、オペレーター、データ入力・分析などは
人間より機械の方が得意分野ですしね。

これまでのような、
いい大学、いい会社に入って…の
一本道ルートを進むやり方は
すでに通用しなくなっています。

今現在、会社に属して働いている方にとっては、
会社の先輩や上司が、この先自分が進む方向性、
なるであろう姿を示してくれていると思いますが、
その未来に希望が持てる、と言える方は
多くないのではないかと思います。

会社に居ると、先が見えてしまう不安に襲われる。
しかし、会社を離れたとしても
今度は先が見えない不安に飲み込まれそうになる。

 

「こんな風になりたい」
「こんな生き方をしたい」

そう思えるような人生の先輩、という存在を
見つけることが難しいのが今の時代なんじゃないかと思います。

むしろ、自分たちの世代が
新しい時代のロールモデルになっていく。
そういう、時代の変わり目の先端に
わたしたちは居るわけです。

そんなとき、
一体どうやって生き方を選んだらいいのか?

正解もお手本も存在しません。
選ぶのは他の誰でもない、自分自身です。

生き方をどう選ぶか

自分の生き方は自分で決めなければならない。

でもどうやって決めたらいいの?

それは、自分の中に、
自分にとっての判断基準を持つことです。

 

自分が大切にしたいもの
自分が好きなこと、自分の得意なこと
自分がやってみたいと思うこと
自分が実現したいと思う未来

それらを自分自身がちゃんとわかっていること。

つまり、
自分のことを自分がわかっている
ことが大前提になります。

しかし、
ここではっきり自分について説明できる人が
どれだけいるでしょうか?

 

これまでの人生、

親がそう言うから
周りのみんながそうしているから
社会的に認められそうだから

そんな他人軸を基準に
選択をしてきた人たち。

今までは、別にそれでもよかったんです。
なんとな~く周りに合わせて、
それとな~く流れに乗って、
退屈でも、周りの人とおんなじように生きてれば
大丈夫だろうと安心感を持つことができた。

けれど今の時代、
周りの人とおんなじように生きていても
不安はむしろ増すばかり。

そこで「どうしたらいいの!?」と
パニックになってしまうわけです。

自分を知るという作業

自分軸で人生の選択をしてきた人は、
自分の中にある判断基準をしっかり認識できているはず。

しかし、他人軸で選択してきた人は、
「自分の判断基準」を使ったことがほとんどない。
つまり、それについて考えたことがないのではないかと思います。

 

自分を知るということは、
自分に対して問いを投げかけ、それに答えること。
ひたすら、その繰り返しです。

自分は何を感じている?
自分はどうしたい?
自分はなぜそれを選ぶのか?

自分のこと、わかっているようで案外わかっていません。
言語化できないのは、わかっていないのと同じです。

 

まずは、自分のために1冊のノートを用意することをおすすめします。
そして毎日、必ず自分ひとりの時間を作ります。
そしてノート上で、自分への問いと答えをひたすら書き出す。

この作業は、頭の中ではできません。
文字にして書き出すことに意味があります。

めちゃくちゃ地味な作業です。
最初は上手く書けないので、イライラするかもしれません。
自分と向き合うのをしんどいと感じる方もいるはず。
こんなことに何の意味があるのか?と投げ出したくなることもあると思います。
(わたしもやっては投げ出し、やっては投げ出しの繰り返しでした)

それでも、続けることで、だんだんと自分が自分に答えてくれるようになります。
自分のことが少しずつわかってきます。
自分の根底にあったものを思い出すこともあります。

 

自分が大切にしたいもの
自分が好きなこと、自分の得意なこと
自分がやってみたいと思うこと
自分が実現したいと思う未来

それについて、自分の言葉で説明できるようになったら、もう大丈夫。

自分にとって大切なものがわかっている人は、
自分にとって必要なものを選ぶことができる
からです。

時代が変わろうと、環境が変わろうと、
何が起きても生きていける自分になれたら、心強いですよね。

自分の中に育てておきたいもの

何が起きても生きていける自分になるために
わたしが大切だと思うのが、

自己肯定感と自己信頼感
行動力と継続力

です。

自己肯定感は、自分の存在そのものの価値を認められること。
○○が出来るから、○○を持っているから、などの外側の評価関係なく、
自分自身、そのままの特性をまるごと許しOKを出せているということ。

自己信頼感は、自分なら大丈夫だと信じられること。
あなたは生まれてからこれまで、たくさんの挑戦をしてきたはず。
そこで蓄積されたちいさな自信が、「自分ならやれる」という信頼感につながります。

行動力は、自分の人生をつくるに欠かせないもの。
いくら頭の中で想像妄想しても、現実世界には何も作用しません。
すべてにおいて、行動がないと何も始まらない。

継続力は、行動を継続するということ。
行動には、人生を現実を変える作用がありますが、単発の行動では成せるものは少ない。
自分の望む未来を掴むには、そこまで歩き続けることが必要。
行動力だけではなく、「継続」を強く意識することで、結果は大きく変わります。

自己肯定感と自己信頼感、行動力と継続力を自分の内側に育てながら、
自分の判断基準を持って、自分の行動、進む方向性を選択していく。

その積み重ねが、あなたの人生と、それを信じる土台を作り上げてくれます。

今日のアクション

自分のために30分、時間を取りましょう。

ノートを開き、下記の質問に答えてみてください。
誰に見せるものではありませんので、自由に書いてみましょう。

・あなたがこの人生で大切にしたいものは何ですか?
・あなたが好きなことは何ですか?
・あなたが得意なことは何ですか?
・あなたがやってみたいと思うことは何ですか?
・あなたが実現したいと思う未来はどんな未来ですか?

うまく書けなくても大丈夫。
問いと向き合う時間(自分と向き合う時間)そのものが大事です。

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