わたしの人生は、自己否定をやめたことで大きく変わりました。
それまで自己肯定感はどん底に低く、
毎日つまらない、何の楽しみもない、夢も目標も何も持ってない。
目的もなく、ただ何も起きない日々をこなすだけの毎日でした。
でも、自己否定をやめたことによって、自己肯定感が自然と上がったのです。
そして自己肯定感が上がったことにより変わったことのひとつに、
自分のために動くようになった、というのがあります。
自己肯定感があるということは、
自分という存在に価値があると思えている状態のこと。
自己肯定感を取り戻し、
わたしにも価値があるんだと思えるようになってから、
・毎日メイクをするようになった
・アクセサリーをつけるようになった
・ネイルをするようになった
・お気に入りの洋服だけを着るようになった
・高くても自分に似合う服を買うようになった
・こまめに美容院に行くようになった
・自分に似合うメイクを研究するようになった
・ダイエットのためにパーソナルジムに行くようになった
・暴飲暴食をしなくなった
・・・などの変化がありました。
そんなふうに行動が変化したのは、
わたしには、手間をかける価値がある。
わたしには、お金をかける価値がある。
わたしには、時間をかける価値がある。
わたしには、努力をする価値がある。
そう思えるようになったから。
わたしが望むことは、叶えてあげたいと思うようになった。
わたしが喜ぶなら、それを手に入れようと思うようになった。
わたしが幸せになれるなら、そのためにやってあげようと思うようになった。
自分のために行動するということを、ごく当たり前にできるようになりました。
愛する子どもにそうするように、
大切な親友にそうするように、
自分自身を大事な存在として扱うことができるようになったのです。
逆に言えば、過去のわたしはそれができなかった。
自己否定ばかりしていた頃は、
否定するほどに自分の価値を低くみていた。
だから、
自分が美しくなるための手間を惜しんでいたし、
自分が着る洋服に高いお金を出せなかったし、
美容院へ行くのも後回しにしていたし、
ダイエットのためにお金払ってジムへ行くことも、
キツイ思いしてまでトレーニングするなんて考えられもしなかった。
欲しいものがあってもなかなか買わなかったし、
旅行に行くのも面倒くさいと避けていたし、
アクセサリーなんて贅沢だとほとんど持っていなかった。
毎朝メイクする時間があるなら寝ていたかったし、
高い服を買うのもネイルするのもお金の無駄だと思ってた。
痩せたいとは思っても、そのために努力するのは嫌だった。
そして、そういった考えを持っているのは、
自分には時間や手間やお金をかける価値がない言っているのと同義だったんです。
けれど、自分を価値ある存在と思えるようになってから、
明らかに日々の行動に変化が生まれました。
そして実際に自分のために動くようになってから、
前より自分を好きになれたし、
自信が持てるようになったんです。
予定がない日でもおしゃれをすることで、
気分が上がってちょっと楽しい気持ちになれる。
しっかりメイクして出かけると、
カフェの店員さんとも笑顔でやり取りができる。
爪先をキレイにしていると、所作も自然と丁寧になる。
お気に入りの洋服を着ていると、すっと背筋が伸びて姿勢がよくなる。
自分をもっと美しく魅せるために、食事に気を使うようになった。
ちょっとキツくてもトレーニングを頑張れるし、しかもそれが楽しいと思える。
本当に、些細なことではあるけれど、
それが確実に日々の幸せ度を底上げしてくれることに気づきました。
自分のために手間をかけて努力することが、楽しいだなんて知らなかった。
そうやって自分を大切に扱いはじめてから、
気づけば周りの反応も変わりました。
自分が自分を扱うように、他人も自分を扱う。
その意味を、身をもって実感できたのです。
文字通り、世界がやさしくなり、
何でもない一日を笑顔で過ごせるようになりました。
これまでどれほど自分のことをおろそかにしていたか。
自分を適当に扱ってきたか。
自分のために努力することを怠っていたか。
自己否定ばかりしていた頃の自分が、幸せを感じられなかった理由がよくわかりました。
自己肯定感が上がると、勝手に世界は変わっていくのです。