結果を出すには、結局のところ『行動の継続』がいちばん大切です。
そして行動を継続するための方法が、それを『習慣化』すること。
『習慣化』というのは、行動を”ラクに”継続するための方法だと捉えるとわかりやすいかと思います。
今回は、そんな『習慣化』をなるべくラクに実践するためのコツを5つご紹介します。
何のためにやっているのかを明確にする
その行動を「何のためにやっているのか」。
この動機付けの部分が一番大事だと思っています。
ここが定まっていないと、ブレます。迷子になります。
それをやっている意味が存在しないと、イコールそれをやる意味はないということになりますから。
ちょっとしんどくなったときに、簡単にあきらめてしまいます。
また、日々の忙しさの中で、「何のためにやっているのか」を忘れてしまうということも意外と多いです。
だから、その行動の動機を日々思い出す作業、忘れないようにする工夫をしましょう。
紙に書いて壁に貼る。
手帳の最初のページに書き留めておく。
ちょっと原始的ですが、こういったことが案外続けるためのコツだったりします。
小さな目標を設定する
行動の継続の先には、自分が望んでいる結果があるはず。
それが目標です。
先ほどの「何のためにやっているのか」に近いですが、厳密に言えば、「何のためにやっているのか」が大きな最終ゴールとするならば、そこに至るまでの長い道のりの途中で、目印となる小さな中間ゴールを設定しておきましょう、ということ。
その中間ゴールが遠いと、途中で挫折してしまう確率が高くなってしまうので、始めたばかりのときは特に『小さな目標』を設定しましょう。
あとちょっと頑張ればたどり着ける、そう思えることが頑張れる理由になります。
失敗する前提で始める
『習慣化』は正直言って難しいです。
人間はそもそも変化することを拒む生き物なので、放っておけば昨日と同じことを繰り返す現状維持の生き方をしています。
そこに新しい行動を付け加えて習慣化しようというのですから、多少なりともハードルは高いのだということを覚えておきましょう。
ですので、”失敗する前提で始める”。コレが大事です。
失敗してもへこまない。失敗しても当たり前。
だから失敗しても諦める必要はない。
3日坊主を3回やったら9回やり遂げたという立派な実績になります。
3日坊主を何度もやるつもりで。前に進むのをやめなければ良いのです。
もちろん、失敗した要因は振り返り、次の改善につなげましょう。
いまの習慣にプラスする
習慣化するのに役立つのが、”いま現在すでに習慣化できていること”に、新しい習慣を紐づける、ということです。
たとえば毎朝歯磨きしますよね。朝ごはん食べますね。ランチ行きますよね。
であれば、
歯磨きしながら、英語のテキストのページをめくる。だとか。
朝ごはん食べながら、講座の動画を見る。だとか。
ランチタイムに、読む本を持っていく。だとか。
いまの習慣にくっつけてしまうことで、”ついで”感覚でやり始めることができ、新しい行動も習慣化しやすくなります。
記録を付ける
習慣化したい行動ができたら、たとえばカレンダーに〇(マル)をつけるとか、手帳にかわいいスタンプを押すだとか。
「できたよ!」の記録をつけてみましょう。
できたことを目に見えるように記録にすることで、小さな達成感が生まれ、これが習慣化の後押しになります。
この小さな作業が、意外と気持ちよくて、モチベーションアップに役立つんですね。
子どもの頃のラジオ体操みたいな(古いかな?)。
自分だけのスタンプカードを作って、スタンプ集めを楽しみましょう。
最後に
目標達成や自己成長のために新しい習慣を身につけようとすることは、それだけでとても素晴らしいことだと思います。
自分の人生を大切にし、夢を実現させるために、『習慣化』は避けて通れない道。
だからこそ、今回のアイディアを是非試してみてください。
実際にやっていく中で、”自分にとってなるべくラクに続けられる方法”を見出し、それを”自分にとっての習慣化の方法”として確立させることができれば、きっとこの先あなたは新しいチャレンジをどんどん重ねていくことができるでしょう。
『行動の継続』さえ身につけてしまえば、自分の思い描く夢や理想の実現が、現実的でリアルなものになっていくはず。
それが出来たら最強だと思いませんか?
ぜひ、『習慣化』をあなたの最強の武器にしてください。