実を言うと過去のわたしは、
ずーっと、
「誰かがわたしのために動いてくれないかな」と思っていた。
このつまらない毎日から、誰か私を救い出してくれないかしら
どこか楽しくて自由な世界に連れて行ってくれないかしら
誰か私を引っ張り上げてくれないかしら
誰か私を楽しませてくれないかしら
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自分では手ひとつ動かさないくせに、
誰かが私をどこかへ連れて行ってくれるのをただただ待っていた。
とにもかくにも
自分自身に対する責任を持てていなかった。
自分が自発的に動いて失敗することが
死ぬほど怖かったというのもあるし、
自尊心が低すぎて
自ら行動するエネルギー自体が全くなかったというのもある。
そもそも論として、
生きていくことに対する気力がなかったし、
生きていくことに興味すら持てていなかったのです。
けれど
そこから抜け出したいま、
いちばん大切だなと痛感しているのが、
「自分の人生に責任を持つ」ということ。
これまでの過去も
この先の未来も
自分の人生なんだから
自分が責任を持つということ。
自分以外の他の誰も、
わたしの人生に責任は持てないのだということ。
自分で決める。
自分で動く。
自分で選ぶ。
これまでいろいろ間違いや失敗もしたし、
時間を無駄にしてしまったなと思うこともあるけれど、
それも含めてわたしであり、これが自分の人生だから。
これから先の人生でもって、
過去の責任を果たしていくという覚悟を持てばいい。
いまここから始めればいいだけ。
過去に悔いがあるのなら、
今とこれからを全力で生きることで取り戻していく。
それが自分に対する責任を果たすことだと思う。
